チャプターの構成

導入 → 構造 → 応用 → 実践: 究極の工程!

この教科書は、上記の4つの連続性のあるステージによって特徴的な学習工程を形成しています。その工程を進むに連れ、開かれたプロジェクト・ベースのアクティビティーになります。

導入

導入ではそのチャプターの要旨が書かれており、ウォームアップの認識ドリルと、学習とコミュニケーションの有効なストラテジーを活用したゲームとエクササイズも紹介されています。このステージは以下のように分けられています。

  1. 目標:何を学習するか、学習する事によって何が出来るようになるかが書かれたリスト
  2. 季節シアター:簡潔な解説とチャプターの全体像
  3. ウォームアップ:有効なストラテジーを強調したエクササイズ
  4. 基本語彙:特定の基本語彙と表現を図解入りで説明
  5. メカニクス:基本語彙を用いたドリル
  6. ゲーム、もしくは歌

構造 / 応用

構造では導入のステージを復習し、学習者に新しい語彙を幾つか紹介します。また、各セクションごとに一つか二つの重要な項目に焦点が当てられたドリルとエクササイズを通じ、コミュニケーションスキルを学べるようになります。このステージは幾つかのセクションに分けられており、次のトピックの一つのコラムが盛り込まれております。

  1. 文化コラム
  2. 言語コラム
  3. 発音
  4. 構造(文法、機能)

応用のステージでは構造のステージで習ったことを重要なコンテクストで使えるようになります。さらにグループで活動することにより、読みと書きを含んだ様々な機能とストラテジーを使ってタスクを遂行します。この過程ではまだコミュニケーションに限りがありますが、自分の考えを表現できるように、また成功するコミュニケーターになれるよう助長してくれます。このステージは以下のトピックの一つが付け加えられています。

  1. 語彙:機能語彙と抽象語彙のリスト
  2. 仮名と漢字:日本語の音節と漢字について

実践

このステージでは、ここまで習ったもの全てを用いた包括的なプロジェクトを遂行します。また、クラスメイトと活動し、限りなく現実に近く、制約の無い状況を想定しながら、この実践ステージでは、特定の興味がある題材に取り組む機会が学習者に与えられ、個人・グループ学習の両方を促進します。実践ステージは以下の補足があります。

  1. 評価:パフォーマンス、知識、技能を確かめるための自己評価、クラスメイトの評価
  2. チェックリスト:自分の進歩を評価するための質問と学習成果を反映する質問
  3. 追加語彙:実践プロジェクトに役に立つ発展語彙のリスト
  4. 追加情報:実際の日本の生活が描かれた日本の生徒が撮った写真


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